指の関節をポキポキ鳴らすのが癖になっている人もいるのではないでしょうか?
ポキポキ鳴らせたらスッキリ爽快に感じるという人もいるかもしれませんね。
しかし、実は関節をポキポキ鳴らすことは危険だということを知らない人って意外と多いんです。
関節をポキポキならしている人の中には、指が太くて悩んでいる人もいると思います。
指を細くしたいのであれば、関節を鳴らすことはNGなのです。
そこで今回は、指を細くするにはどうしたらいいのか、また指の関節をポキポキ鳴らすのはなぜ危険なのかについて紹介したいと思います。
普段から関節を鳴らしている人はこの機会に癖を改善しましょう!!
関節の「ポキポキ」という音の正体は?
テレビドラマや映画などで喧嘩前などに威嚇として指の関節をポキポキ鳴らしているシーンがあったり、普段ひまなときに無意識に関節を鳴らしている人もいますよね。
では、なぜあの「ポキポキ」という音が鳴るのか知っていますか?
中には骨同士が直接合わさっていると思っている人もいるかもしれないですが、実は関節では骨同士が直接合わさってはいないのです。
骨は摩擦によってすり減り粉状になってしまいます。
あのポキポキという音は、気体が弾ける音なのです。
関節のつなぎ目には滑液という液体があり、関節包でくるまれています。
滑液とはどのようなものなのか、、ですが滑液はタンパク質やヒアルロン酸を含んでいて粘性のある液体です。
この液体には役割があります♩
それは、関節の摩擦を最小限にしてスムーズな動きができるようにする役割です!
関節包内で気泡が作られている
人の体は関節を伸ばしたり曲げたりするときに二本の骨が引き離されるという仕組みになっています。
指を引っ張ったり急に関節を曲げたりすることで関節のつなぎめは引き離されるのですが、滑液の量は変わりません。
なので関節包内の圧力は一気に下がってしまうのです。
私たちのからだの滑液にはガスが溶け込んでいるのでこれはとても重要なことなんです。
ガスは何かと言うと二酸化炭素と酸素でできています。
関節包内の圧力が下がってしまうとこのガスが溶けにくくなってしまうのです。
そうなると、気泡になります。
つまり、ポキポキ鳴る音は滑液の中でガスの気泡が作られているときの音なのです!!
同じ指が続けてポキポキ鳴らないのはなぜ?
指をポキポキしていると同じ箇所はポキポキ鳴らないことを不思議に思ったことはありませんか?
なぜ一度鳴らした関節は2回目にはならないのでしょうか。
その原因を解説しますね♩♩
上記で滑液の中でガスの気泡が作られているときの音だと説明しました。
実際、関節をポキポキ鳴らした後にレントゲンを撮ってみると気泡を見ることができるそうですよ!
そしてこのようになることで関節の空間は15パーセント増えて30分ほどかけてガスがまた滑液中に溶け込んでいくため続けて同じ関節を鳴らすことができないのです。
ポキポキ鳴らすと関節炎になる?
よくポキポキ鳴らすと「関節炎になる」、「指が太くなる」ということを聞いたことはありませんか?
普段からポキポキ鳴らす癖がある人は心配になりますよね。
実際指をポキポキ鳴らしたからといって直接関節炎の原因になるとは考えにくいです。
しかし…「指が太くなる」原因にはなってしまうので、指が太くて悩んでいる人は関節を鳴らしていることが原因の可能性があります。
なぜポキポキ鳴らすと指が太くなるのか
今まで何気なく癖で関節を鳴らしていたという人もいるでしょう。
中には指が太くなる原因になるということを知らなかった人もいると思います。
そもそもなぜ、指をポキポキ鳴らすと太くなるのでしょうか?
指をポキポキっと鳴らすと音、スッキリするという人もいますが、実は骨にダメージを与えているのです。
関節を鳴らした時に生じる気泡の破裂の音はなんと1トンもあるそうです…
1トンと聞くと骨にかなりのダメージを与えていることがわかりますね。
人の体は1度傷ついてしまうと修復するので傷ついた骨を修復するときにもっと強くしようとします。
この「もっと強く」しようと修正することが指を太くしてしまう原因なんです!
関節を鳴らすことにメリットはない
関節を鳴らすことは人によってはスッキリ爽快になるというメリットはあるかもしれませんが骨にダメージを与えるというダメージが大きく凝りをほぐすなどのメリットはありません。
また、関節を痛めやすくなるというデメリットも考えられます。
特に女性できになるのが、関節を鳴らすことで指が太くなってしまうことですよね。
指が太いことを気にしている人は関節を鳴らす癖をやめた方がいいでしょう。
指を細くするには関節を柔らかくする
関節を鳴らすと指が太くなるということがわかりましたが、では指を細くするにはどうしたらいいのでしょうか?
関節を鳴らすのではなく関節を柔らかくするといいのです。
とはいっても指の関節を柔らかくするにはどうしたらいいのかパッと思いつかないですよね。
ピアノをして指を動かすことも1つの方法です♪
関節を柔らかくするには指のストレッチが効果的なのです!
では、関節を柔らかくするストレッチ方法を紹介しますね♪
指の関節を柔らかくする方法
指の関節を柔らかくすると聞くと難しく考えてしまう人もいるかもしれませんがその方法はとっても簡単なのです♪♪
それは指を反らすという方法です。
指を1本ずつ手の甲に向けて反らしていきましょう!
全ての指を反らして1セットとしてこれを左右ともに3セットしてください。
関節を鳴らす癖がある人は、鳴らすのをやめてそのかわりに指を反らす癖をつけるといいかもしれませんね♪
このストレッチをするときの注意点としては、呼吸を止めずに出来るだけリラックスして行うことです。
痛みがある場合は無理にしないでくださいね。
また、グーパー運動をすることも効果的です♪
グーパー運動のポイントは背筋を伸ばして顎を引いた状態で腕を真っ直ぐ前に伸ばしましょう。
そして、手のひらを上向きにしてグーパーを繰り返します♪
こちらもとっても簡単ですね!
指を細くするなら関節を柔らかくする!ポキポキ鳴らすのは危険!まとめ
- 指を細くしたいのであれば関節を鳴らすのはNG
- 関節を鳴らしたときに鳴るポキポキは気体が弾ける音
- 関節を鳴らすと指が太くなってしまう
- 関節を鳴らすことにメリットはない
- 指を細くするなら関節を柔らかくする
- 指のストレッチがおすすめ
指の関節をポキポキと鳴らすことに爽快感を感じたりスッキリするという人もいるでしょう。
でも指を細くしたいのであれば、関節を鳴らすことはNGだということを知っていましたか?
人の体は1度傷ついてしまうと修復するので傷ついた骨を修復するときにもっと強くしようとし、これが指を太くしてしまう原因になるのです。。
指が太いことがコンプレックスなのに関節を鳴らすことが癖になっている人はさらに自分の指が太くなる原因をつくってしまっているのです。
指を細くしたい!と思っている人は今すぐ関節を鳴らす癖をやめた方がいいですね!
指を細くするには、関節を鳴らすのではなく関節を柔らかくすることが効果的なのです。
関節を柔らかくする方法はとても簡単で、指を手の甲に向けて反らすストレッチやグーパー運動などがあります。
スキマ時間でも出来るストレッチなので関節を鳴らす癖のかわりに指を柔らかくするストレッチを習慣づけたいですね!
指のストレッチで関節を柔らかくして美しい指を手に入れましょう♪
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