「糖質制限をすることで引き起こされる危険な理由とは?」
「糖質制限に対する誤った認識が引き起こす3つの危険とは?」
「糖質制限は肝臓や心臓へどういった影響を及ぼすのか?」
「臓器の中でも特に、肝臓への影響が高い理由とは?」
今回はそんな、糖質制限が危険な理由について詳しく解説していきます!
肝臓や心臓への影響や症状についても見ていきましょう!
糖質制限が危険な3つの理由!
糖質制限は、ダイエット法では無く、食事法なのは知っておくべきカギです。
また、食事法と言ってもごく限られた病を患っている人向けです。
その病とは、糖尿病です。
その糖質制限を行う上で、間違えてはいけないことがあり、それは糖質を減らすだけと思ってはいけないことです。
字のままに糖質を減らすだけでは、必要な栄養素が足りなくなってしまいます。
糖質は制限するけれども、他の栄養素は糖質分も賄わなければいけません。
すなわち、糖質を減らした上で、他の栄養素で栄養をカバーするということです。
では、糖質制限が及ぼす3つの危険性を頭の片隅に入れておきましょう。
糖質制限が危険な理由①
1個目は、お腹の調子が悪くなることです。
お腹の調子が悪くなる原因は、炭水化物に含まれている食物繊維です。
どういうことかと言うと、糖質制限をしているときに炭水化物まで抜いてしまうと、食物繊維を摂取することが出来なくなり、腸の動きやお腹の調子が悪くなってしまいます。
糖質制限が危険な理由②
2個目は、基礎代謝の低下です。
基礎代謝の低下の原因は、筋肉の衰えで、糖質がエネルギーの役割をしているのですが、その糖質を制限すると、エネルギーが低下し、結果的に基礎代謝の低下を招くことになります。
糖質制限が危険な理由③
3個目は、頭痛などが生じることです。
頭痛の起きる原因の一つが、ブドウ糖の不足です。
ブドウ糖は、糖質から作られるため、糖質制限をした場合、ブドウ糖の不足にも繋がります。
糖質制限による肝臓や心臓への影響や症状は?
ブドウ糖が不足すると、頭痛などの体の不調を招きますが、それ以外にも影響はあります。
ブドウ糖は、脳にとって重要な栄養素となるものです。
その重要な栄養素であるブドウ糖が不足するような、炭水化物を抜いた生活を続けていると、ブドウ糖が不足し、脳へ栄養がいかなくなってしまいます。
そうなった場合、脳としては別の手立てで栄養を作る必要があります。
「糖新生」と呼ばれる、下がった血糖値を上げることをするのですが、その方法が肝臓でブドウ糖を作るのです。
糖新生の動きによって、肝臓への負担が増床することになります。
また、肝臓の果たすべき役割を全うできないときに、肝臓は機能しなくなります。
例えば、糖新生のためたんぱく質を集めなければいけなくなり、結果的に周りの筋肉から集めて糖を作ることになり、その悪循環を継続すると、人間の体同様に肝臓も疲れてしまい、持っている力を発揮できなくなります。
そうなると、体に長い間有害物質が残ってしまい、それだけで無く有害物質を流す役割をする胆汁が生成されなくなると共に、生成されないということは分泌もされず、消化液が作られなくなります。
結果的には、栄養不足の進行と共に胆汁が生成されないという悪循環で、肝臓への負担が増してしまいます。
ご飯は決して体に悪くない!
糖質制限ダイエットを実践したい人は、まずご飯などの炭水化物を抜くのが主流でしょう。
この炭水化物を抜くという食生活が、不健康を招いていることになります。
これからは人生100年と言われるように長生きが当然となってきますが、あくまでも健康体の人に限られます。
炭水化物抜きダイエットは、手軽さと速効性を兼ね備えているため、誰もが実践しやすく主流なのですが、メリットがあればデメリットもあり、お腹がすくことや物足りなく感じることが増えます。
確かに、人間のエネルギーである炭水化物を抜いているので当然とも言えます。
しかしながら、たとえ体重が減っていたいとしても、減っているものが何かが重要になってきます。
体脂肪が減るのであれば問題ないのですが、筋肉や水分が減ることが往々にしてあります。
そうすると、逆に太りやすい体質になることや代謝の低下も考えられます。
また、糖質制限の中でも大幅に行った場合には、心臓への負担が考えられますので、注意が必要です。
炭水化物抜きダイエットが悪いと言っているわけでは無く、適度に炭水化物を摂することが、健康への第一歩です。
数ある炭水化物の中でも、ダントツの栄養価はお米ですので、多少でも摂取するようにしましょう。
糖質制限が危険な理由は?肝臓や心臓への影響や症状は?まとめ
- 糖質制限で、お腹の調子が悪くなる!
- 糖質制限で、基礎代謝が低下する!
- 糖質制限で、頭痛などを引き起こす!
- 糖質制限で、肝臓に負担が掛かる!
- 糖質制限も良いが、ご飯も大事!
糖質制限と言う言葉に左右されて、糖質を制限するだけでは様々な体の不調を引き起こすことになります。
これは、糖質制限という言葉に騙されて、間違った認識でいることが引き起こす原因です。
糖質を制限するだけでは無く、制限した糖質の代わりとなるものを摂取して初めて糖質分が相殺されることになります。
つまり、糖質だけを制限するので体の不調を引き起こすのです。
この原理さえ分かっていれば、様々な体の不調を経験することはありません。
糖質制限すると、ブドウ糖などの脳への大切な栄養素が行き届かなくなってしまいます。
そうなると、別の栄養素が必要になり、作ることになるのですが、その際に肝臓を酷使することになります。
つまり、糖質制限をすることで、肝臓へも影響が生じることになります。
糖質を制限しすぎずに、健康的にダイエットをするようにしていきましょう♪
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