女性にとって、妊娠・出産を夢見る方は多いのではないでしょうか?
同時に、妊娠によるお腹のたるみを不安に思う方が多いのも事実なのではないでしょうか。
やっぱり、少しでも美しくありたいのがオンナゴコロですよね?
そこで、今回は気になる【産後のお腹の引き締め方】について解説していきます!
産後にお腹がたるむ原因とは?
出産により骨盤がひらいたことで、これまでより内臓の位置が下がりやすくなったことが産後にお腹がたるむ原因のひとつです。
そのため、身体が内臓を守ろうとしてウエスト周りに脂肪がつきやすくなってしまうんです。
産後にお腹がたるんでしまう原因のふたつめは、妊娠中に大きくなったお腹が出産によっていきなりしぼんでしまうため、余った皮膚が伸びてたるんでしまうことです。
気になる産後のお腹のたるみ、どうやってケアすればいいの?
産後のお腹のたるみケアをするベストなタイミングは、産後1ヶ月~半年です。
この時期は身体も回復しようとしているため、産後のお腹のたるみケアには最適です。
しかし、産後の回復には個人差がありますので、身体の状態を観察しながら無理のない範囲で行っていくことがとても大切です。
まず、産後のお腹のたるみを引き締めるには、開いた骨盤を正しい位置に戻すことからはじめましょう。
産後1か月未満は開いた骨盤を正しい位置に戻すため、ガードルや骨盤矯正ベルトなどを活用し、身体の自然治癒能力をサポートすることから始めましょう。
この時に使用するガードルや骨盤ベルトは、お腹を締め付けず、適度な圧力で骨盤を支えられるタイプのものを選んでくださいね^^
産後1か月くらい経ち、悪露が治まってきたら少しずつ軽いストレッチなどの運動をとり入れていきましょう。
- おへそに力を入れながらお腹を凹ませて、30秒間キープしてから力を抜きます。
- ゆっくり鼻から息を吸いながらお腹の膨らみを意識して、その空気を数秒間お腹にキープします。
- 細く長くゆっくりと口から息を吐き出します。
これだけでも、くりかえし行うことで腹筋に働きかけ、しっかり鍛えてくれます。
悪露(おろ)
悪露とは、出産後に子宮の胎盤がはがれた部分からの出血や膣から排出される分泌物のことです。
一般的に、悪露は出産直後から始まり、産後4~6週間で治まってきます。
悪露は産後の回復状態を示唆するバロメーターでもあります。
- 産後2~3週間:徐々に量も減り褐色から黄色くなります。
- 3~4週間:ごく少量となって黄色から白色になります。
- 1ヶ月後:ほぼ透明のおりものへと変化していきます。
- 悪露が長引いたり、臭いが強い、塊が出たりなどの異変がみられる場合は、子宮復古不全などが起きている可能性があります。
※悪露が出ているうちは体が回復していない証拠でもあり、この時期に無理をすると回復が遅れて、その後の体調にも影響が出ます。
産後のお腹を引き締めるエクササイズを紹介!
それでは、さっそく始めていきましょう!
- まず、仰向けで横になりましょう。
- 足は、両足の親指が重なるように、両手はバンザイの形になって手のひらを合わせましょう。(手のひら同士を合わせるのがキツイ場合は、無理をせず、バンザイの形で構いません^^)
- ③左右の骨盤を交互に10回ねじりましょう。(この時、両足の親指がきちんと重なっていることがポイントです!)
- 次に、合わせていた手のひらを離してバンザイの形になり、肩から腰を左右交互に10回ねじりましょう。(両足の親指は重ねましょう)
- 次に右の骨盤と左肩を同時にねじり、反対側も同様に行います。左右交互に10回行いましょう^^
- 手を上にのばして手のひらを合わせて深呼吸を行い、手を下におろして大の字になり、再度深呼吸を行って終了です☆
動きはとても簡単ですが、身体をねじるときに両足の親指が重なっていることがポイントです!
ついつい意識がそれてしまいがちですが、せっかく行って効果が出ないともったいないので意識して行いましょう。
今回ご紹介したエクササイズの詳しい方法は、下の動画で確認してくださいね☆
【↓↓参考動画はこちら!】
産後のお腹のたるみの引き締め方!腹筋はいつ戻る?のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、産後のお腹の引き締め方や開始時期について解説してきました。
産後はなるべく早くケアをしたいところですが、産後1ヶ月未満は痛みや傷が残っていたり、子宮周辺の筋肉も伸びていたりと産後1ヶ月未満でストレッチなどを行うのは難しい状態なこともあります。
産後の身体はとてもデリケートですので、決して焦らず無理をせずに産後のお腹を引き締めましょう^^