ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

最近、ダイエットブームの中、良い油に注目が集まっています!

その中でもバターの効果が見直されつつあり、さらに今は「ギー(Ghee)」という食べ物が海外で注目されているのをご存知でしょうか?

 

日本でも少しずつですが知られつつあるギーですが、まだまだ知らない人が多い食べ物です。

しかし、この「ギー」にはダイエット効果やその他にも驚くべき多くの効果が得られると期待されていて、しかも、自宅で簡単に作ることも出来るのです。

 

今回はそんな「ギー」について「効果」「作り方」「食べ方」などについて詳しくご紹介します。

それではみていきましょう(^^♪

ギーとは?

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

ギー(英語:Ghee)とは、インドを中心に古くから作られている、食用に用いるバターオイルの一種です。

 

そのギーの原料は牛、水牛、ヤギのミルクで、そのミルクを沸騰させて煮沸殺菌し、その後乳酸発酵させて発酵無塩バターである「マカーン」が作られます。

 

その「マカーン」をじっくり加熱して溶かしたものをろ過し、タンパク質・水分・不純物を取り除いた「溶かしバター」が「ギー(Ghee)」になります。

 

ちょっと複雑に感じるかもしれませんが、簡単に言うと、「ギー」“バターを加熱してろ過したもの”です!

次は、そんなギーの特徴】について見ていきましょう。

ギーの特徴は?

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

ギーにはどのような【特徴】があるのか、見ていきましょう。

①常温で長期間保存が可能

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

 

ギーは、不純物が無いこと、脂肪酸は飽和脂肪酸がメインであること、またビタミンEも豊富なことから酸化しにくい特徴があります。

そのため、インドのような高温多湿の地域でも、長期間常温保存が可能なオイルのーつです。

 

油は酸化が天敵ですから、「酸化に強い油」というのはとても魅力的ですね♪

また、適切な環境下で作られた良質なギーであれば、半永久的に保存も出来るそうです。

 

実際にインドでは、100年前のギーが見つかり、まだ食べられる状態だったという話もあります。

②乳糖不耐性の人も安心

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

ギーは、ラクトース、カゼイン、乳固形分等を含まないため、乳糖不耐症の人も利用できます。

乳糖不耐症とは?

牛乳などの乳製品を摂るとお腹が痛くなるとか、下痢になるという人は「乳糖不耐症」と呼ばれ、牛乳の乳糖を消化できない体質の可能性が高いです。 日本人は乳糖不耐症が欧米人と比べるとかなり多いと言われています。 ですが、これは病気ではなく温めたものを少しずつ飲んで量を増やしていくと腸内に乳糖分解酵素が増えて次第に飲めるようになります。

乳製品に苦手意識があるという人でも、ギーであればお腹を壊すことがないので安心して食べることができます。

③インドでは一般的

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

インドでは、ギーはとても一般的な食べ物で、ギーのない家はないといえます。

朝夕の2回にチャイを飲むのですが、チャイに牛乳は必要不可欠!牛乳を沸騰させたときに分離してできた乳脂肪分(生クリーム)を取って、そのクリームからギーを作ります。

 

インドのご家庭ではキッチンに常備されていて、インドの家庭料理、カレーや炒め物、お菓子作りには欠かせません。

日本でいう、オリーブオイルのような感覚で使うみたいです!

 

次に、「ギー」に含まれる【栄養成分】について見ていきましょう♪

ギーの栄養成分は?

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

ギーは前述でも書いたようにバターが原料なので、タンパク質を除けば栄養成分もバターと一緒になります。

 

ただし、バターの栄養成分に違いが出ることがあります。それは、「牛が何を食べて育ったか?」です。

 

  • 穀物を食べて育った牛」の乳から作ったバター
  • 牧草を食べて育った牛」の乳から作ったバター

の違いです。

 

穀物VS牧草!何が違う?
  • 穀物だけを食べる・・・短期間で成長しますが、その穀物のほとんどが遺伝子組み換え作物なのです。また、農薬や化学肥料も使用している可能性がかなり高く、さらに外国産(欧州以外)の牛は成長ホルモン剤過剰な抗生物質を投与されている可能性も高いです。
  • 牧草だけを食ベる・・・遺伝子組み換えや農薬、化学肥料、ホルモン剤や抗生物質の心配はありません。広大な牧草地で育っているのでストレスが無く、そのような牛のお肉や乳はとてもおいしいです。
このように牧草だけを食べて育った牛から絞った乳で作ったバター「グラスフェッドバター」と言います。

このグラスフェッドバターから作ったギーは最高級のギーなのです。

①中鎖脂肪酸

中鎖脂肪酸はココナッツオイルに含まれている太らない油ということで注目され、最近は中鎖脂肪酸が100%のMTCオイルも人気があります。

②短鎖脂肪酸酪酸(別名ブチル酸)」

酪酸も飽和脂肪酸なのですが、前述の中鎖脂肪酸ではなく、短鎖脂肪酸の一種です。

この酪酸「脂肪の分解を促進するとされていて、脂肪燃焼の効果があると言われています。

 

この酪酸が含まれるのは一般的なバターではなく、質の良いバター「グラスフェッドバター」に多く含まれています。とにかく効果のあるは「質の良いバターに限る」ということです。

 

「ギー」を作るときは、グラスフェッドバターから作ることで多くの酪酸を含んだギーが出来るので、より多くの酪酸を摂取することができます♪

③不飽和脂肪酸の一種の「共役リノール酸」

リノール酸というと不飽和脂肪酸のオメガ6系の一種で、共役リノール酸リノール酸から作られるのですが、リノール酸とは構造が異なるために「異性化リノール酸」とも呼ばれています。

 

共役リノール酸は脂肪をエネルギーに変えるために働く酵素を活性化させる働きがあります。

そしてこの酵素は本来運動をすると活発になるもので、共役リノール酸は運動することと同じような脂肪燃焼効果を持っています。

この共役リノール酸もグラスフェッドで育った牛やミルクに多く含まれていることから、バターもやはりグラスフェッドバターの方が普通のバターより共役リノール酸が多く含まれています。

また、グラスフェッドバターは一般的なバターと比べてオメガ3脂肪酸が多く含まれています。

この他にも脂溶性ビタミンのビタミンAやビタミンE、βカロテン(一部ビタミンAに変換)なども多く含まれています。

ギーの【カロリー】について見ていきましょう!



ギーのカロリーは?

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

ギーはカロリーは1g=9kcalやはり油なので、高カロリーです。

そのため1日の摂取=30ccを目安にしてください。

 

いくらダイエット中だからと油分を全くとらないと、しわなどの原因になるので、毎日の食事の中で摂るようにしましょう。

それにギーはダイエット中の方美容に気を使っている方にこそ、摂ってほしいオイルなんです!!

 

でも、いくら体に良いからって食べすぎはNGです♪

ではギーを食べることによって、どのような【効果】が期待できるのか、見ていきましょう。

ギーの効果は?

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

ギーは、栄養面からいっても、ほぼパーフェクトな油です!

そんなギーには驚きの効果がたくさんあります。ご紹介していきます。

①ダイエット効果(脂肪燃焼)

ギーに含まれる「中鎖脂肪酸」や「酪酸」、「共益リノール酸」にはそれぞれダイエット効果が期待されています。

中鎖脂肪酸!
  • コレステロールがつきにくい
  • 新陳代謝を活発にする
  • 肥満の原因である中性脂肪がつきにくい
  • 蓄積された中性脂肪を減らす
といった特徴があります。コレステロールがつきにくいお茶が出ているくらい、今、気になるコレステロールにも効果があるなんて、魅力的ですね♪

酢酸!
  • 脂肪の分解を促進する
  • 非アルコール性脂肪肝
  • 脂質異常症
  • 肥満予防
といった効果があります。脂肪の分解を促進してくれる効果は嬉しいですね!

共役リノール酸!
  • 脂肪燃焼効果
  • 酵素の働きを活性化
  • 代謝効率アップ
  • 筋肉量の増加・増強効果
といった効果があります。脂肪燃焼効果と代謝アップ、しかも筋力増加してくれるのは、最強ですね♪

②美肌・美白効果

ギーは、元をたどるとバターが原料の「油」なのでニキビが出やすくならないか心配かもしれませんが、ギーに含まれる油には美肌・美白に効果がある「抗酸化成分」がたくさん含まれているので大丈夫です。

 

その抗酸化成分カロテンビタミンAビタミンEです。

活性酸素が体内に増えすぎると、肌の老化が加速して「シミ」「しわ」、「そばかす」、「たるみ」といった肌トラブルが発生しますが、それを止めてくれるのが抗酸化成分です。

 

ギーは食べるだけではなく、直接肌に塗てマッサージをすると、皮膚の奥まで美容成分が届いて翌日には、赤ちゃんのようなお肌になる美肌効果が期待できるオイルです。

③腸内環境を整える

ギーに含まれる「共役リノール酸」には免疫力のアップが期待されます。

免疫力がアップすることで風邪やインフルエンザ、その他の病気などにかかりにくくなり、また、発癌を抑制する効果もあります。

 

「酪酸」には、悪玉菌の増殖を抑制して、大腸のぜん動運動を促進させ、腸内環境を整える作用があります。

➃アレルギーの改善

現代は、花粉症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、動物アレルギ―など、何かしらのアレルギーを持っている人が多いのが現状で、アレルギー社会といわれるのも納得です( ;∀;)

 

多くの人が悩まされているアレルギーですが、ギーに含まれる共役リノール酸にはアレルギー反応を抑える作用があり、アレルギーの改善に期待ができます。

⑤眼精疲労の回復

ビタミンAは「目のビタミン」と呼ばれますが、これは目の網膜にある「ロドプシン」という物質の主成分であるためです。

ロドプシン」を活性化させることで、目の不調に対する効果視力の回復も期待できます。

クマや目元のくすみにまで効果があり、くすんだ白目もクリアになる効果が期待できます(^^♪

 

このように多くの効果を発揮してくれるギーですが、自分で簡単に作ることができます。

ギーの【作り方】をご紹介します!

ギーの作り方は?

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

材料・道具

解説!
  • 無塩バター(グラスフェッドバター)・・・450gバターはある程度の量が必要で、量が少ないと(ギーを作る過程で)焦げやすくなってしまうそうです。無塩バターは、「グラスフェッドバター」がおすすめとのことです。
  • 不織布のキッチンペーパー(コーヒーのフィルターや、油こし紙でも代用可能です)
  • 鍋(アルミ製のものは避け、ステンレス製やホウロウ鍋を使いましょう)
  • 木べら・スプーン

作り方

解説!
  1. 無塩バターを鍋に入れて中火で焦がさないように気を付けながら、火にかけます。この時バターを小さく切っておくと早く溶けます。
  2. バターが溶けてシュワシュワと表面に白い泡が出てきたら、火を弱くして加熱し続けます。白い泡がじわじわと小さくなるまで待ちます。白い泡を取ったりかき混ぜたりしないようにします。
  3. 20分くらい火をかけると、バターの色が透き通って黄金色になって、鍋の底に茶色のカスのようなものが出てきます。ギーの良い香りがしてきたら、火を止めます。アクのような浮遊物が出てきたら取り除きます。
  4. 熱い内にキッチンペーパーでこします。

ギーの保存方法

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

手作りしたギーは、常温の冷暗所で保存して、3ヶ月~半年を目安に使い切ってください。

 

冷蔵庫に入れると、出し入れの際に水滴が付いて、そこからカビが生えたりする場合があるので、冷蔵庫には入れない方が良いです。

次に、気になるギーの【食べ方】について見ていきましょう!

ギーの食べ方は?

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

アレンジ自在!
  • パンにトーストして:バターを塗る感覚で、ギーを塗ります。意外とさっぱりしておいしいです♪
  • コーヒーや紅茶にいれて:ミルク代わりにギーを入れるととてもクリーミーになります。
  • ホットミルクに入れて:寝る前にホットミルクにギーを入れて飲むと便秘解消にも良いです。
  • 白湯にまぜて:ギーにはデトックス効果があるので、一緒に摂ることでさらに効果が高まります♪
  • 炒め物に:サラダ油の代わりにギーを使うとヘルシーになります。
  • パスタのオイルに:オリーブオイルの感覚でギーを使うと、ヘルシーになります。
  • 肌に塗って:カサカサしている部分に塗ると潤います。疲れた時にはぜひまぶたに薄くぬってみましょう。

ギーのネット上の反応!

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

感想

ギーの効果や栄養成分、作り方や食べ方をご紹介!保存方法についても!

いかがでしたでしょうか?注目されつつある「ギー」について、【効果】【作り方】【食べ方】をまとめてみました!

「ギーは最高の油」とありましたが、「ココナッツオイルの次は、ギーが来る!」というのも納得です!

 

ギーには嬉しい効果を発揮してくれる成分がたくさん含まれていて、油にとっては天敵の酸化に強いというのも、とても魅力的です。

ダイエット効果はもちろん、健康や美容への高い効果も期待できます♪

 

お店でギーが手に入らなくても、自宅で簡単に作ることが出来るので良いですね!(^^)!

ぜひ、摂り入れていきましょう(^^♪


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